「全力で生きて、抜け殻になった」そこから旅が始まった話。
持ち物・雨対策・パンク修理・収納の考え方までまとめてます。
先週のリベンジで、今日は伊勢神宮に行く予定だった。
気持ちはもう完全に「行く」だった。準備も整っていた。
……のに。
朝起きたら、また雪が積もっていた。
さすがにこの状況で無理はできない。安全には代えられない。
悔しい気持ちを飲み込んで、伊勢神宮は断念することにした。
ただ、そのまま家で終わるのももったいない。
しばらくすると雪が溶けてきて、「今なら動けるかも」という空気が漂ってきた。
しかし今からでは伊勢神宮に行っても満足いくまで見て回る時間はなさそう。
そこで急遽、行ってみたかった場所へ向かうことにした。
目的地は──三河広瀬駅。
今日はブロンプトンで、ゆるく走ってみる。
雪で伊勢神宮を断念。でも走り出したくなった日
予定通りにいかない日は、なんだか心が引っかかる。
「せっかく休みなのに」って思ってしまうし、悔しさも残る。
だけど、雪が溶けてきたのを見た瞬間、気持ちが切り替わった。
完璧じゃなくていい。
行ける範囲で、今日をちゃんと楽しめばいい。
こういう時に助けてくれるのがブロンプトンだと思う。
予定が崩れても、行き先を軽く変えられる。
“旅の自由度”が高い。
【ブロンプトンゆるポタ】猿投駅から三河広瀬方面へ
今回のスタートは猿投駅。
そこから三河広瀬方面へ、ゆるポタで進んでいく。

ガチガチに計画を組んだライドもいいけど、
今日は「行ってみよう」で走り出せる軽さがちょうどいい。
空気は冷たい。
でも、晴れ間が見えると走りやすい。
冬のライドは身体が温まるまでが勝負だ。
道中で見つけた「名鉄三河線の廃線・廃駅跡」みたいな公園
猿投駅から走っていると、道の途中に
廃線や廃駅の名残がぽつぽつと残っているのが目に入った。

それがまた不思議で、
「ただ消えてしまった」って感じじゃなくて、
公園みたいな形で整備されて残っている。
この忘れられないよう残す判断をして、町がそれを維持しているのが素敵だ。

鉄道が走っていた頃の線路の気配だけが、
散歩道だったり、空き地のような広場だったり、
静かなスペースとして今も生活の中に溶け込んでいる。

廃線って、どこか寂しさを感じるものだと思ってた。
でもこうして“場所の記憶”として残っている姿を見ると、
それはそれで優しい終わり方だなと思った。
たぶん、こういう景色に惹かれるのは、
「昔の役割を終えても、形を変えて生きてる」ってところが
今の自分の旅の感覚に合ってるからかもしれない。
三河広瀬駅とは?(名鉄三河線の旧駅)
そして辿り着いたのが、今日の目的地 三河広瀬駅。


三河広瀬駅は、名鉄三河線(山線)の駅として存在していた場所。
今は旅客駅としての役割を終えているけれど、
駅の空気感だけは確かに残っている。
周辺は静かで、時間の流れがゆっくり感じる。
観光地みたいに賑わっているわけじゃないのに、
「わざわざ来てよかった」って思わせる不思議な魅力がある。
駅って、本来は“通過する場所”のはずなのに、
こういう場所は“目的地になる駅”なんだと思う。
静けさが残る“目的地になる駅”だった
何か派手なものがあるわけじゃない。
でも、空気がいい。
「駅の存在感」っていうのかな、そこに居るだけで落ち着く。

きっと昔は、ここから人が動いて、暮らしが繋がっていた。
そう思うと、駅ってただの建物じゃなくて
“時間の通り道”なんだなと感じた。
目的地を見終えた頃には、お腹ぺこぺこ
今日の誤算はひとつ。
思い立って出てきたから、お昼を食べずに走り出したこと。
目的地を見終わる頃には、もう完全に腹が限界。
体力というより「胃袋が先にギブアップ」みたいな感覚だった。
こうなると、旅の後半はもう“食”のことしか考えられない。
そして頭に浮かんだのは、豊田市のあれ。
豊田市といえば五平餅。レストラン力石へ
豊田市といえば──そう、五平餅。
今日はもうこれを食べないと終われない。
向かったのは レストラン 力石。
頼んだのは、もちろん 五平餅定食。

【豊田市グルメ】レストラン力石で五平餅定食

五平餅が届いた瞬間、まず香りが立つ。
そしてひと口。
味噌がしっかり甘辛いが、どこか爽やかな香りが鼻に抜ける。
恐らく板に使っている木の香りだろう。
また胡桃ではなくゴマがまぶしてあり、香ばしさがまたいい。
定食についてるお吸い物やミニ蕎麦が冷え切った身体に沁みる。
“温かいものが身体に入るだけで回復する”って、こういう時に実感する。
五平餅って、食事でもあり、旅のご褒美でもある。
今日はまさにそれだった。
- 五平餅定食
- 770円
- 現金のみ
豊田のアップダウンは大変。でも懐かしい景色に笑顔になる
豊田周辺はアップダウンが多くて、正直ブロンプトンにはなかなか厳しい。
脚にくるし、ペースも上がらない。
それでも、不思議と苦しくなりすぎなかった。
理由は簡単で──
流れていく景色が、昔ロードバイク乗っていたころ見ていた風景に似ていたから。

「あぁ、なんだか懐かしい景色だなぁ」
そんなふうに思った瞬間、自然と笑顔になった。

頑張ってた頃の自分を否定するんじゃなくて、
今の自分が“その記憶も含めて楽しめるようになった”ことが嬉しかった。
まとめ|伊勢神宮に行けなくても、今日はちゃんと良い日だった
伊勢神宮には行けなかった。
先週のリベンジも叶わなかった。
でもその代わりに、
三河広瀬駅に行けた。
名鉄三河線の廃線の名残を感じられた。
そして、豊田市で五平餅定食を食べられた。
それって結局、ちゃんと良い一日だ。
全力で予定通りに進めなくても、旅は成立する。
今日みたいな寄り道が、むしろ記憶に残る。
また雪が落ち着いたら、伊勢神宮へ行こう。
今日のこの回り道が、次の旅をもっと面白くしてくれる気がする。
今日の旅メモ(ブロンプトンゆるポタ)
- 行けなかった場所:伊勢神宮(雪で断念)
- 行けた場所:三河広瀬駅(名鉄三河線の旧駅)
- 猿投駅からの道中:廃線・廃駅跡が公園みたいに残っていた
- グルメ:豊田市「レストラン力石」五平餅定食
- 感想:アップダウンは大変。でも懐かしく感じれる景色が最高だった
余韻の一言
雪で予定は変わった。
でも、予定が変わったからこそ出会えた景色があった。
思い通りにならない日でも、
ブロンプトンに乗って走り出せば、ちゃんと「旅」になる。
次の伊勢神宮は、きっともっと楽しめる。
今日の寄り道が、そう思わせてくれた一日だった。



コメント
こんにちは。
Bromptonオーナーです。
Xでたまたまお見かけして、ブログを楽しく拝見させてもらってます。
行きたいと思っていた場所に行けなくなるのは残念ですよね。でも臨機応変に目的地を変えられるのがゆるポタのいいところだと思っています。
少し前に私も少し緊張しながら輪行して伊勢神宮まで行ってきたのですが、外宮〜内宮間の移動がとても楽しくてブロンプトンってやっぱりいい!って再認識しました(笑)
Re:歩き出す人さんの伊勢神宮輪行が実現されることをお祈りしておきます^ ^
ぽんさん、こんばんは。
コメントありがとうございます!
おっしゃる通り、ゆるポタは「思い立ったが吉日」が根底にある気がします。
伊勢神宮輪行が実現したら、経験済みのぽんさんにも楽しんで読んで貰えるように心を込めてブログを書かせていただきますので、また読んで頂けたらと思います。
今後とも引き続きよろしくお願い致します。