― 全力をやめたら、ブロンプトンと日常が旅に変わった ―
抜け殻だった休日と、何も感じなかった日々
かつての自分は、休日になると抜け殻だった。
ただ生きて、息をしているだけ。
休日は「休み」ではなく、
月曜日から始まる憂鬱へのカウントダウンでしかなかった。
週末になるとホッとする。
でも休日が来ると、また気分が沈む。
そんな繰り返しを、仕方がないと受け入れていた。
ロードバイクの「ゆるポタ」が、止まっていた歯車を動かした
そんな自分が変わり始めたのは、
ロードバイクで、ただの「ゆるポタ」をした日からだった。
全力じゃない。
頑張らない。
速さも距離も気にしない。
それなのに、
はずれて止まっていたギアが、カチッと噛み合った感覚があった。
前に進めている。
無理していないのに、ちゃんと進んでいる。
ブロンプトンとの出会いで、日常が旅に変わった
それからは、不思議なほど物事がトントン拍子に進んだ。
ブロンプトンを知り、
悩み、
迎え入れ、
輪行の準備をして、
計画を立て始めた。
気づけば、
休日を「待ち遠しい」と思っている自分がいた。
平日の昼休みに、次の旅先を探している自分
抜け殻だった頃には、考えられない光景だ。
平日の昼休み、
Googleマップで「次はどこに行こうか」と考えている。
輪行に必要そうな物を調べ、
「あ、これも要るかも?」とネットを眺める。
気がつくと、
早くしないと休日が来てしまう
時間が足りない
仕事も終わらせないと
なんて思っている。
信じられるだろうか。
180度レベルの心情変化が起きていた。
しかも、
それに「今」気づいたのだ。
自転車に、救われたと思っている
正直に言うと、
自転車に救われたと思っている。
ブロンプトンは、30年でも乗り続けられるほど頑丈だと言われている。
大事に、大事に乗ろう。
この出会いを大切にして、
一緒に色んな場所を旅して回りたい。
お互いの残りの人生の最後まで付き合おうじゃないか。
大冒険じゃなくていい。一歩踏み出せば、それが旅
ロードバイクとブロンプトンは教えてくれた。
大冒険じゃなくていい。
遠くへ行かなくてもいい。
一歩踏み出すだけで、それは旅なんだと。
ブロンプトンを見るたびに、
そのことを思い出す。
次の休日は、晴れるといいな
あぁ、
次の休みは晴れるといいなぁ。
早く、
お前との思い出を、またひとつ増やしたい。



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